英語力Upで自信Up⤴ 「英語で会議」パーソナルコーチ 中野 茂

会議英語は日常会話よりも簡単!

今回は「会議英語は日常会話よりも簡単!」をシェアしますね!(そして前回のメールで、わたしの事が書ききれなかったので、最下部にプロフィールを記載してます。宜しければご覧くださいね。)

「普通にビジネスするのも大変なのに、英語でビジネスするってどれだけハードルが高いの・・」なんて、もしかしたらあなたは思われるかもしれません。

プロジェクトの進捗にあわせて、説明、協議、提案、交渉・・などが必要になったり、専門用語やレベルの高い単語力が必要になったり、時には無生物主語を使う必要があったり、

といった理由で英語の能力を大幅に上げないといけないのでは?と思われがちです。あなたは如何ですか?

 

会議の英語は日常会話よりも簡単!

でも、、、ちょっとイメージして見て下さい。

あなたが英語の会議に参加するときは、あなたが実際に携わっている業務 や プロジェクトに関連することが多いと思います。

ですので、会議に参加するにあたっての重要な情報、たとえば プロジェクトの経緯・最新状況・その日の議題 などに関しては、あなたは既に理解しているわけです。

つまり話されることの範囲や内容をほぼ理解した上で、英語を聞き、英語を話すことが求められることになります。

一方で、いわゆる日常会話は、どうでしょうか。

言うまでもありませんが、話される範囲や内容が限定されることはありません。

前日に発生した世界的なニュースや、最近の気候変動のこと、もしくは週末に旅行に行ったことなど、話す相手や状況により話題は大きく異なります。

さらには、あなたが、その話題に対する背景情報を持ち合わせていないことも十分考えられます。

これらを考えた場合、ビジネス上の英会話と日常英会話、あなたはどちらが難しいと思われますか?

これは、わたしやわたしのまわりの英語でビジネスを行っている方々の経験談ですが、雑談、会食、もしくは会議前のちょっとしたアイスブレークなど、いわゆる日常会話の方が圧倒的に難しいと、みなさん口をそろえて言います。

 

会議の英語は簡単!… と言ってるわけではありません

ただ、勘違いしないで頂きたいのは、これは英語の会議が簡単だ!と言っているわけではありません。

「英語を使って会議を行う」ことに対して、必要以上に怖がらなくて大丈夫ですよ、ということをお伝えしたいのです。

そして、想定出来る範囲内で都度準備していけば、そのうち怖くなくなります!

そのためのヒントとして、書籍にも記載したポイントを3つと、追加でもう1つシェアさせて頂きますね。

① あなたの業務をフェーズに分け、各フェーズでどのような英語が必要になるかを洗い出す。
② 実際の会議で言えなかったことなどを、メモに残す。
③ 実際に参加した会議を録音し、必要な内容をピックアップする

そして、4つ目として、本メールの冒頭にも記載した「無生物主語」に関して、少しシェアします。

仕事で英語を使う場合、「わたしが」とか「あなたが」といったものよりも、

◆ この報告書を xxx までに提出要
◆ この稟議を通さないと
◆ あのミーティング、来週にリスケしないと  etc.

など、モノだったり、スケジュールだったり と いわゆる「無生物主語」を使った方が、より端的に相手に伝わり易い場合が多いです。

 

まずは “パッ” と使える型を習得しよう!!

そんな時でも、別に怖がる必要はありません。ある程度の型を覚えてしまえば、十分対応可能です。

仕事の場合は「xxxx する必要がある」というケースが多いです。過去の出来事を悔やむよりも、これから何をして行く必要があるか? の観点で議論する事が多いからです。

そこで “needs to be xxxxxx” という形が非常に役に立ちます。

◆ 報告書を明日提出する必要があれば “The report needs to be submitted by tomorrow.

◆ 今週中に提案書の承認を得る必要がある場合は ”The proposal needs to be approved by the end of this week.

◆ ミーティングを来週にリスケする場合は ”The meeting needs to be rescheduled to next week.

のようになります。つまり “xxxxxx” の部分に、あなたがよく使う業務内容を入れ込めば良いわけです。

あなたがよく交渉する立場なら “negotiated” や ”agreed”、アレンジ や 調整する立場なら “arranged” や “coordinated“、設計やバグfixなどをする立場なら “designed” や “fixed” などなど。

ぜひ、実際にあなたの業務に直結する言い方を “パッ” と言える様にして、それをドンドン蓄積していって下さいね。

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