英語力Upで自信Up⤴ 「英語で会議」パーソナルコーチ 中野 茂

英語の会議 お役立ちフレーズ No.7 ~ 説得力のある説明 ~

前回の No.6 では、聞き直す場合につきシェアしました。(もしあなたが、まだ No.6 を見られてない場合は、先にそちらからご覧下さいね。https://shige-eng-coach.oops.jp/2023/12/04/01-9/)

そして、今回は説得力のある説明をシェアしますね!

理論的に英語で説明しよう!

 
外資にお勤めの方は身をもって体験されてると思いますが、例えば、社内の稟議を通す際、相手を説得・納得させる際の大事なポイントとして、「Reasonable な内容か?
つまり「妥当性が有るか」という事が重要になってきます。

日系の場合、顧客の要望であったり、関係性であったり、いわゆる「お付き合いの部分が大きく影響を及ぼしたりします。勿論、外資でもそういった「お付き合い」の部分は有るものの、数字が伴わない事には、会社としても Go をかけるのは難しくなります。

従って、如何に理論的に説明して、上層部を納得させるか? という点が非常に大事になります。

そして、顧客に対して製品のプレゼン等をする場合でも、理論的に説明する事は非常に大事です。購入に至るか否かは、諸条件 (価格、取引条件、関係性etc.) に依存しますが、少なくとも、顧客が「製品を正しく理解するという観点では、理論的な説明は大事です。

PREP法で話そう!

 
あなたも、PREP法という名前を耳にされた事があるかと思いますが、改めて PREP が何か? をご説明すると、以下の様になります。

✓Point: ポイント (結論)
✓ Reason: 理由
✓ Example: 事例
✓ Point: 再度ポイント (結論)

私は柏に住んでいるのですが、PREP法を使って、柏をちょっと紹介してみると、
✓ 柏はとても住みやすい街なんです。(結論)
何故かというと、都会と田舎のバランス感が良いからなんです。(理由)
✓ 柏駅近くは、デパートやショッピングモール
が有り、必要な物が手に入りますし (事例1)
✓ 駅から30分歩けば、
自然豊かな手賀沼があり、トレッキングや散歩も手軽に出来ます (事例2)
そして、街が大きすぎないので、人々がとてもフレンドリーなんです (事例3)
✓ だから、柏は
とても住みやすい街なんです (再度結論)

の様になります。どうですか? こんな感じで言われるとなるほどねぇ」ってなりませんか?
ですので、ぜひ、この手法を使って、あなたの主張を相手に正しく認識して貰って下さい。

英語での具体例


今回は
社内稟議」を通すための例を一つご紹介しますね。こんなイメージであなたのケースも考えてみて下さい。

【Point】
We should absolutely win the bid for the infrastructure of the new company C. (
新会社Cのインフラは、なんとしても落札すべきであると考えています)

【Reason】 
Based on their internal information I obtained, company C is planning to invest $15 billion over the next 3 years. They are a highly important customer for us. Even if we face a bit larger loss on this bid, we can recover such loss through new applications and support fees. (入手済の社内情報によると、C社は今後3年間で150億ドルの投資を計画しています。よって、当社にとって非常に重要な顧客です。今回の入札で多少損失が大きくなっても、新規アプリやサポート費用で回収できると考えています。)

【Example1】
The expected loss for this bid would be around $5 million. However, considering our strong performance with other clients this quarter, we will be able to absorb this loss as a whole company.
(
今回の入札で予想される損失は約500万ドルです。でも、この四半期のほかの顧客向けの好調な業績を考慮すれば、会社全体としてこの損失は吸収できると考えています。)

【Example2】
Taking into account the subsequent application orders, $7.5 billion in sales can be expected over the next three years if we win 50% of the infrastructure portion. (その後の新規アプリの受注を考慮すると、仮にインフラの50%を獲得した場合、今後3年間で75億ドルの売上が見込めます)

【Example3】
Considering an operating margin of 10%, the $5 million loss can be recovered within a reasonable timeframe. (営業利益率10%を考慮すると、500万ドルの損失は近いうちに回収できると考えています)

【Point】
Therefore, winning this bid is crucial for our future growth. (ですから、この案件の落札は、当社の将来の成長のために極めて重要です)

ぜひ積極的に発言して見て下さいね!

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です