今回は「マインドブロックの外し方」をシェア致しますね!
あなたは「マインドブロック」という言葉を聞かれた事はありますか?
簡単に言うと「あなた自身があなたの行動に制限をかけてしまっている」、そんな状態やその元となる経験などと考えて頂くと良いと思います。
そして、あなたご自身が気づいていない、つまり潜在意識に存在している事が多く、なかなか扱いにくいものです。
今回、それがどのようなものか? そして、どうすればそのブロックを外せるか?についてシェアしますので、参考にして頂けると嬉しいです。
上手な日本人の前では英語を話したくない?
これは、クライアントさんからよく伺う話です。
確かに、ネイティブと1対1とか、少人数のネイティブの輪に自分だけ日本人 とかになると、カタコトでもなんとかトライして見よう!という気になったりしますよね。
それが、なぜか英語の上手な日本人がいると、とたんに話しずらくなったりします💦 実際に私もそうだったので、この状況は非常に分かります。
ただ、状況は同じであったとして、「なぜ英語を話したくないのか?」の理由は、実はお一人お一人微妙に異なっていたりします。例えば、
◆ あとで、コソコソ馬鹿にされるのがイヤ
◆ その場で「こういう風に言えば?」みたいにマウントを取られるのがイヤ
◆ うまく言えなかった事を自分が引きずってしまう などなど
わたしの場合は「こう思われてるんだろうなぁ」と勝手に想像して、消極的になってしまったり、それこそ「お地蔵さん」のようになってしまう というのがイヤでした。
あなたは如何ですか?
あなたは何を避けたいですか?
こんな時、どうやって「マインドブロックを解除」すれば良いのか? のヒントをお伝えしますね。このようなマインドブロックは、英語とは関係なく、過去のあなたご自身の経験と紐づいていることが多いです。
ですので、ぜひ以下の順番に従って、試してみて下さい。
◆ 上手な日本人がいる前で英語を話して、うまくいかなかった時のことを想像する。
◆ あなたが避けたい事は何か? を想像してみる。(笑われたくない・マウントを取られたくない・馬鹿にされたくない等)
◆ 仮に「笑われたくない!」という思いが出て来たとして、過去に似た状況が無かったか? を思い出す。例えば、以下のようなこと。
– 一生懸命合唱の練習をしたのに音を外して笑われた
– 気になる人をデートに誘ったけど断られた。相手の友達に軽く笑われた
– 授業中、自信満々に手を挙げて答えたら間違っていて、皆に笑われた
【補足】上記のようなことがあった場合でも、そのうまく行かなかった時に「笑うなよ!」「笑わないでよ!」という感じで言葉と共に負の感情をだし切る、もしくは、泣いて感情を出し切るといった事を行っておけば、「事象(笑われること) = 負の感情」が結びつくことなく、同じような場面 (=上手な日本人の前でうまく話せない) が発生しそうな場合でも、あまり恐れずに行動が出来ます。
一方で、感情を隠して照れ笑いなどでごまかしてしまうと、「事象 (笑われること) = 負の感情」が結びついたまま、心の中に残ってしまい、似た状況が起きるのを回避しようとしてしまいます。
◆ 当時のイヤだった出来事を思い出し、改めて感情を思いっきり外に出す!! (過去の出来事ですが、あらためて思い出すと、当時の感情を感じることが出来る方が多いです。)
◆ そして、「その時の経験があったからこそ、その後は笑われる様な経験を避けられたよ!! ありがとうー でももう大丈夫!」と自分に言ってあげて、体からその出来事と感情を外に出してあげるイメージを味わう。
この一連の流れによって、過去に作られてしまった「事象(笑われること) = 負の感情」を体の外に出してあげることが出来ます。
仮に、あなたが強く傷ついている場合は、一度ではうまく体の外に出してあげるのが難しいかも知れません。その場合でも、何度か同じようなことをやって頂くと、徐々に体から抜けていきやすくなります。
そうしたら「笑われても以前ほど気にならない」とか、「あまり笑われないために事前に練習しておこう」とか、何かしらの対策が見えてくると思います。
バイリンガルではない私たちは、多かれ少なかれそのようなマインドを持ってると思います。少しずつで大丈夫ですので、一歩一歩前に進んでいきましょう!!