英語力Upで自信Up⤴ 「英語で会議」パーソナルコーチ 中野 茂

英語の会議 お役立ちフレーズ No.4 ~ 発言し易くする ~

前回の No.3 では、以下2点につきシェアしました。(もしあなたが、まだ No.3 を見られてない場合は、先にそちらからご覧下さいね。https://shige-eng-coach.oops.jp/2023/11/23/01-5/)

◆ ネイティブが早口で話す場合の制止方
◆ その前段階における考え方

今回は、「そうは言っても、そもそも発言自体のハードルが高いんだよなぁ~」というあなた向けとして、

◆ 発言し易くなる方法

に関してシェアしますね。

なぜ英語の会議で発言しにくいのか

 
これは別のブログでもご紹介しましたが、そもそも私たち日本人は、
◆ 英語の上手な日本人の前では話し難い
◆ 間違ったらイヤ
◆ 笑われたらイヤ  etc.
といった理由から、会議で発言する事自体、躊躇してしまう事が有ると思います。

これは、私の感覚的にはいろいろな理由があって、

◆ 例えば、子供の時にわがままを言ってると、「そんな事してるとあのおじさんに笑われるよ!」と親に言われたり、
◆ 多数の人の見解と異なることを言うと、「皆からなんて思われるだろう・・」の様に考えてしまい発言出来なかったり、

といった事が影響しているのでは? と言う気がしてます。もしかしたら、あなたもこの感覚を分かって下さるかも知れません。

これらの事は、マインドブロックを外すという方法があるので、その辺りはまた別途触れますね。

どうすれば発言しやすくなる?

 
上記を踏まえて、どうすれば英語の会議で発言しやすくなるか? ですが、これを考えるにあたり、大きく以下の2つの要素があると考えてください。

◆ 要素1:人数の大小
◆ 要素2:話す内容の難易度

つまり以下のイメージです。 

話す内容(難易度)      \     人数

簡単

やや簡単

やや難

やや簡単

やや難

やや難

チャレンジ

上記の様に「簡単 → やや簡単 → やや難 → 難 → チャレンジ」と順を追って、徐々に発言する会議の場所と内容を変えていきましょう。

例えば「簡単 ~ やや簡単」の例ですが、
◆ あなた自身が質問する → 相手に回答して貰う → Thank you と言って終了
という内容をイメージして見て下さい。

この質問内容は、正直なんでもOKです。ポイントは、とにかくあなたが発言する という事です。既に資料に記載されている内容を言っても問題ありません。

会議の中で一番ハードルが高いのは、その会議の中であなたが初めて発言をする という事です。なので、先ずはそれに慣れる事が重要です。

一例を出すと、以下の様な内容でOKです。
◆ Would you please explain xxxx in slide 10 (, again) ?
(スライド10 の xxxx に関して説明して貰えますか?)
のような事を言って、とにかく相手に説明して貰う。そして、相手が説明してくれたら、
◆ Thank you, understand that. 
と言って終わりにする。と言う感じです。

回答内容が分かっても分からなくてもどちらでも良いです。ただ、後々の事を考えると、あなたが分かってる内容について質問した方が無難です。

同等の内容ですが、
◆ Would you please elaborate xxxx in slide 10 (, again) ?
(elaborate は explain in detail と考えてください)
等と言うと、ちょっと カッコいい感 (笑) が出ますし、もしくは

In order to make sure, would you please elaborate xxxx in slide 10 (, again) ?
(確認の為、スライド10 の xxxx に関して詳細説明して貰えますか?)
等と言うと、単にわからなくて聞いてるんじゃないな、という感も出てきます。

とにかく、あなたがその会議で発言する事を第一の目的として、発言にトライして見て下さい。

これは実際に私のクライアントさんにも実施頂いている内容です。
ぜひあなたも会議で使って見て下さいね! 

そして、何らかのフィードバックを頂けたら嬉しいです!

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