英語力Upで自信Up⤴ 「英語で会議」パーソナルコーチ 中野 茂

英語の会議 お役立ちフレーズ No.12 ~ 荒れそうなMtgの開始時

前回の No.11 では、話しを整理したい場合につきシェアしました。(もしあなたが、まだ No.11 を見られてない場合は、先にそちらからご覧下さいね。https://shige-eng-coach.oops.jp/2024/01/03/01-14/)

そして、今回は荒れそうなMtgの開始時に言うフレーズをシェアしますね!

英語的に一番やっかいなケース


打合せを行う際、いろいろなケースがあると思います。例えば、
(1)  事前にメールで大枠調整済みで、細かい点を話すケース
(2)  トラブル等で謝罪するケース
(3)  メールでらちが明かず、会議で最終決着を着けるケース  等々

そして、当然のことながら、(3) が一番やっかいなケースで、これは日本語でもなかなかうまく行かない中、英語の場合は尚更面倒ですよね。。

そんな時、ホスト側が冒頭に一言添えることで、少しは両社共に前向きに解決策を探し出せるかも知れないので、ぜひ参考にして見て下さい。

そして、この様な時も「reasonableである事」を意識するのはとても大事です。最初に高めのボールを投げて、そこから要求を落とす手法もよく見受けられますが、誰が見ても明らかなボールの場合は、自分の言葉に力がなく、いとも簡単に主導権を渡してしまいがちです。

ぜひ、この 「reasonableである事」というのは常に意識して見て下さいね。

議論開始前の一言


以下に幾つか例文を記載します。あなたのおかれている環境や、良い易い文面を確認して、ぜひ実際に使って見て下さいね。

===
「Good morning, everyone. I believe we are all aware that the topics we’ll be discussing may be challenging and require careful consideration. I hope everyone joins the meeting with an open mind and listens actively to each other. With that in mind, let’s work together to find common ground and seek mutually beneficial solutions.

<訳>
「皆さん、おはようございます。今回のトピックは難しく、そして慎重な考えを要するものであることは、誰もが知っているかと思います。皆さんがオープンマインドで会議に参加し、お互いの話に積極的に耳を傾けてくれることを願っています。

<補足説明>
✓  よく difficult という言葉を使いますが、最初から “困難” というイメージを植え付けてしまうと思います。なので、その代わりに challenging という言葉を使う事で、より前向きで、一緒に解決するというイメージが伝わり易いです。その観点で challenging という言葉をお勧めします。

✓ 
open mind は、我々日本人に対して響く というか 警笛を鳴らす意味でも有用です。そして、協議する内容そのものに focus し、発言内容と発言者の人格を分けて考えるという事も大事です。

✓  mutualy は、契約書などにもよく出てきますが、お互いに」という意味合いになります。お互いのベネフィットになる様に議論しよう! というメッセージを予め伝えておく事も大事です。

===

議論開始前の一言


とは言いながらも、いざ議論が始まると、つい熱くなり合意にたどり着かないという事も多々出てきてしまいます。そんな時には、休憩を取りつつ、お互いに冷静になる様に、以下の様な事を言ってから仕切り直しをするのが良いと思います。

「I understand that this is a passionate topic, and emotions are running high. Let’s take a moment to breathe and refocus on finding a solution together.」

<訳>
「これはホットなテーマであり、どうしても高揚しがちです。ちょっとひと呼吸おいて、一緒に解決策を見つけることに集中しましょう」

いずれにしても、お互いの合意が得られるよう、協議を続けましょう! というスタンスを徹頭徹尾取る事が大事です! ぜひ参考にして見て下さいね。

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