前回の No.12 では、荒れそうなMtgの開始時につきシェアしました。(もしあなたが、まだ No.12 を見られてない場合は、先にそちらからご覧下さいね。https://shige-eng-coach.oops.jp/2024/01/07/01-15/)
そして、今回は意見の相違がある場合に言うフレーズをシェアしますね！
社外Mtgにおける意見の相違
社内における Mtg であれば、お互いの立場や状況を理解しているケースが多く、ある程度言いたい事を言っても差し支えないかと思います。(とは言っても限度が有りますが。。)
一方で、対社外でのMtgの場合は、良い関係をキープしつつも自社の希望する形で、物事を進めたいものです。この辺りは、日本語でもなかなかうまく行かない中、英語の場合は尚更面倒ですよね。。
この交渉時に一番大事な事は、相手が希望する背景、つまり根本的な欲求が何か？ という点をしっかりと見極める事です。
例えば、あなたも相手もパンを１切れずつ持っています。そして、あなたも相手も全２切れ欲しいと思って、交渉するケースを想像して見て下さい。
お互いが相手のパンを欲しいと主張したら、いつまで経っても合意に至りません。そして、主張すればするほど、関係性は悪くなります。
でも、ここで、相手がなぜパン２切れを欲しいと思ってるのか聞いてみるのです。そこにはいろいろな可能性が考えられます。例えば、
✓ 米なら沢山あるが、最近パンを食べてなかった。
✓ パターを消費したいため、パンが欲しい
✓ パンの耳でラスクを作りたかった。なので耳だけ２切れ分欲しい。等々
そして、もしあなたが、米、バター、パンの耳以外 で満足出来るのであれば、あなたのパンを相手に渡す事で合意可能なわけです。
ぜひ、その観点から、相手の「真の欲求は何か？」「根本的な背景は何か？」「そこから合意出来ないか？」を考えてみて下さいね。
英語の文章そのものは簡単です。
ポイントは、交渉相手は「敵」ではなく、問題解決する「仲間」と捉える事が大事です。
真の欲求を英語で聞く
以下に幾つか例文を記載します。あなたのおかれている環境や、良い易い文面を確認して、ぜひ実際に使って見て下さいね。
===
Can you please explain your point of view in more detail?
＜訳＞
あなたの見解をもう少し詳しく説明して頂けますか？
＜補足説明＞
✓ explain の代わりに elaborate という単語を使うケースもよくあります。elaborate ＝ explain in detail のイメージで理解頂くと良いです。Can you please elaborate your point of view in more detail? と言うと、冗長になるかもと思われるかもしれませんが、その点はそれほど意識しなくても大丈夫です。
===
I’m trying to understand your perspective so that we can find the mutual goal. Can you help me?
＜訳＞
お互いのゴールを見つけ出すために、あなたの見解を理解したいです。ご協力頂けますか？
＜補足説明＞
✓ perspective は point of view と同じ意味で考えて頂いて大丈夫です。そして mutual goal を見つけるために、協力して欲しい。という事をしっかりと伝えてみて下さい。
What would you like to achieve with this the most?
＜訳＞
あなたが一番達成したい事はなんですか？
＜補足説明＞
✓ この文章は、上記に記載済の文章を言った時に、相手から沢山の候補が上がってきた場合、全て対応出来ないケースも出てきます。そのような際には、この様な文章を言う事で、相手の優先順位・本当にポイントが何になるか？ を改めて確認する時などに言って見て下さい。
===
【Line登録者 毎月先着限定３名 無料個別カウンセリングご提供】
● あなたの現状と、どうすれば話せる、聴けるようになるかのポイントをお伝えします。
● そして、習得の為に必要な実践方法をご提供いたします。
詳細は以下よりご確認下さいね。
✓ 個別カウンセリング詳細 － https://shige-eng-coach.oops.jp/whats-1on1-counseling/
✓ 公式Line － https://lin.ee/buoj66s
ぜひご連絡下さいね。お待ちしてます。